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手締め | ブログ | 出雲市で注文住宅・古民家再生を行う工務店|小林建設

スタッフブログ

年も明けてしばらく経ちましたが皆様は忘年会も終わり、今頃は新年会が何処の宴会場でも多く行われてると思います。

宴会の最後の締めで行われるのがいわゆる『手締め』ですが、以前から疑問に思っていたことがあり調べてみました。

昔、宴会の最後はバンザイか、三本締めだったような気がするのですが、最近の宴会の最後は手締め場合ほぼ100%『一本締め』の様な気がします。

しかもその『一本締め』というのが『よーぉっ、ポン』とありがたみが無く味気なく感じるのです。

本来『一本締め』とは『タタタン、タタタン、タタタン、タン』と手拍子するのが本当だそうです。

『よーぉっ、ポン』と手拍子 一発で終わるやり方は『一丁締め』と言うそうだが関東地方のやり方で『関東一本締め』とも言うらしい。

一発の拍手に全ての気持ちを込めるという考え方なのかもしれないが、ここ十数年殆んど『三本締め』をしたことが無いような気がします。

『タタタン、タタタン、タタタン、タン』と三拍を三回重ね、もう一拍つける手拍子には、悪いことを遠ざけ、めでたいことを願うという意味がある。

三を三つ重ねると「九」になり「苦」にもつながるが「九」という文字にもう一つ点を加えると「丸」になり、全てが丸くおさまるのだそうだ。それを三回重ねる『三本締め』は一層ありがたみが増すというもの。

私が宴会の締めをすることは殆んどありませんが、今後宴会の締めを指名されることがあれば是非、ありがたみのある『三本締め』をしたいと思います。

ちなみに、『よーぉっ』という最初の発声は単なるかけ声ではなく『祝おう』からきている。
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